今や世界中で「No Smoking Start VAPE」を合言葉に、タバコをやめてベイプを始める人、もしくは嗜好品としてベイプを始める人が急増しています。そんな、次世代の電子タバコであるベイプ(VAPE)ですが、仕組みも複雑かつ、選ぶ為には電気関係の知識も必要となる為どれを買えば良いのかわからないという人が多いのではないでしょうか?
そこで、電子タバコ(VAPE / ベイプ)の選び方について、どんな種類のベイプを選ぶべきなのか、また選ぶ際に注意するポイント、さらには爆煙仕様を目指す選び方などについて、初心者でもわかりやすく、そして詳しく解説していきます。
ベイプというのは、MODと呼ばれるバッテリーユニットと、アトマイザーと呼ばれる噴霧器によって構成されています。バッテリーユニットによって電気の強さを調節し、それがアトマイザー内部のコイルユニットに伝わり、リキッドを吸った綿が加熱されて気化し、その蒸気を吸引するという仕組みになっています。
つまり、電子タバコというのは「MOD(バッテリー)」と「アトマイザー」を適切に選ぶことで、爆煙仕様のベイプに組み立てたり、燃費の良いベイプに組み立てたり、味や香りを強く感じられるベイプに組み立てることができるのです。
ということは必然的に「ベイプの選び方」というのは、この2通りになります。
- スターターセットからベイプを選ぶ方法
- MODとアトマイザーを選んで組み立てる方法
これからベイプライフをスタートする!という初心者さんの場合はまず、スターターセット(MODとアトマイザーのセット)からベイプを選ぶのがおすすめです。
基本的に味を重視してアトマイザーを選ぶのであれば、ポイントとなるのは以下の3つです。
- 0Ω〜2.0Ω程度の抵抗値
- 調節可能なエアフロー
- オーガニックコットンのウィック(OCC)
一般的に優れたベイプというのは以下の条件を満たしているものとされています。
- 十分な煙量であること(爆煙仕様)
タバコの代用品としてベイプを始める人であれば、煙を吸った時の喉にくる抵抗感(スロートキック)がなくては困るという人も多いのではないでしょうか?また、嗜好品としてベイプをスタートするという場合も、モクモクと立ち上がる煙や、ベイプトリックと呼ばれる煙を使った技なども楽しみたいというケースは多いと思われます。
となるとベイプにおいて煙の量は非常に大切です。その煙量を決めるのはアトマイザーと呼ばれるベイプの上部に取り付けられた噴霧器の性能に依存します。
爆煙ベイプを目指すのであれば以下の条件でベイプを選びましょう。
- サブオーム(0.9Ω以下)のアトマイザー搭載
- 30W以上の電力が出力できるバッテリー
- 味や香りが濃いこと
2.ランニングコストが少ない事
- 電子タバコのランニングコストは主にベイプ自体の消耗とリキッドの消耗が挙げられます。
- ベイプに使われているパーツの中でも、リキッドを加熱して蒸発させるためのコイルユニットは消耗品であり、9Ω以下のサブオームと呼ばれるコイルユニットは、一般的なコイルよりも消耗が早くなります。またメーカーによっても交換用のコイルユニットに価格の違いが生まれるため、選ぶ際は注意しておく必要があります。
- バッテリーの容量が大きい事
- コンパクトである事
これらの条件をクリアしていれば、禁煙グッズとしてベイプをスタートする人も、嗜好品としてベイプをスタートする人も満足できるのではないかと考えます。